0.7センチメンタル

有毒 無益なポエムと意味の無い作り話しか出てきません

私を生かすのはきっとテレビだ。 テレビは偉大だ。いつも一人ぼっちで、でも一人がつらい私を一人じゃなくさせてくれるのはテレビだった。

私はスーパーアイドルに夢を見て暮らしていて、その生活は当然楽しくてしょうがないのだけれども、それは私が追いかけているからで、彼らの活動だけに限らないが、何かを追いかけて応援している人にとってそれは特別なのだ。これはこれで良いことで、私たちだけが知っていればいいこともあるし、私たち以外に知ってほしくないこともある。排他的であることは必ずしも良いことではないがそのぐらいが良い気もする。 対して、テレビはみんなに優しいのだ。 私はこれがテレビの良いところだと思っていて、テレビが見れる環境にあれば誰だって知ることができる。見ている人すべてを受け入れる。私達はそれを拒否することもできる。興味がなくたって受け入れられるのだ。

さて、私自身の話に戻るが、私は毎日帰ったら今日はこのテレビを見るために頑張ろうと自分を鼓舞する。ここ最近は特にそうなのだが、多分私が小学生の頃からこれは変わってない。それはドラマでもあるし、バラエティでもある。毎週、毎日つらくても家に帰るとテレビはいつも私をつらさから解放してくれる。私にとって1番身近な現実逃避で、私がここまでなんとか頑張ってる所以でもある。

若い人たちはテレビから離れてなんでも動画で済ます様だけど、30分なら30分、1時間なら1時間、2時間なら2時間、5分間でもいい、私を助けたのは黒くて四角いテレビそのもので、私はまだまだ離れられそうにもない。 私がいつ死んでもいいと思ってるのを立ち止まらせて笑顔にさせるのはテレビで、いつ死んでもいいと思ってるのに大声で笑っていられるほど健康にさせて死なさせないのもテレビだ。

私はまだ面白いと思うけど、世間は面白くなくなったと言って離れていく。でも続いているテレビはそれがお笑いだとしてもなんだとしてもそれ相応のかっこよさがあって、新しいテレビは因習(というと語弊があるが)に囚われない革新的な部分がある。それが痺れるのだ。だからどちらもあるのが多分正しくて面白いのだ。

これがなんなのかと言うとなんとめちゃ×2イケてるの感想だと言ったら、きっと笑われるだろうけど、とにかく今日も私はテレビに魅了されたのだ。